ATS651: 振動耐性のある 2 線式自己較正差動スピードおよび方向センサー IC

Description

Top Features

この製品は製造しておりますが、新規デザイン対象外と決定されました。この分類により、このデバイスが製造中止となりその知らせを受ける事になります。販売は既存の客先アプリケーションのみと現在制限しております。このデバイスは近い将来に製造中止になるので新しいアプリケーション向けに購入しないで下さい。サンプル品は用意出来ません。ステータスは2016年12月5日に変更となりました。

推奨する代替品: 既存のお客様での移行、そして新規のお客様または新しいアプリケーション向けは、ATS692LSHTN-RSNBL-T を参照して下さい。

ATS651LSH は、内蔵ホール効果センサー IC とレアアース ペレットを持つメカトロニクス コンポーネントで、スピードおよび方向センサー アプリケーション向けの使いやすいソリューションを提供します。ソリッド型熱硬化性成型プラスチック パッケージには、磁気回路に対して最適化されたサマリウムコバルト ペレットとホール効果 IC が含まれています。このデバイスは、厳しい自動車環境における信頼性を高めるために特別に設計されています。IC には、トランスミッション用途の特別な操作要件に対して特許取得済みのアルゴリズムが採用されています。

この 2 線式デバイスは、パルス幅変調 (PWM) 出力プロトコルを介して強磁性ターゲットのスピードおよび方向と通信します。革新的なデュアル差動検出器スキームでは、3 つのホール エレメントと 2 つの個別信号処理チャネルを使用しています。これによって、従来の設定よりも信頼性が高くなります。1 つのチャネルでのみスイッチングを制御するため、前進および後進ターゲット回転における出力信号の判断には、各トゥースの同じエッジが使用されます。方向が変化した後の最初の磁気エッジで方向情報を利用できます。

ATS651LSH は特に振動への対応に優れており、最大エア ギャップの機能を損なったり、間違った「方向」パルスを生成したりすることはありません。エンジンのクランキングによって発生する高い角振動もデバイスが完全に防ぎます。高度な振動検出アルゴリズムは、振動ではなく、最初の 3 個半のトゥースからの真の回転信号で IC を系統的に較正するため、実行モードでは常に正確な信号を確保できます。

特許所得済みの実行モード アルゴリズムは、ターゲットが動作中であるかどうかに関係なく、エア ギャップの変化も防ぎます。高度な信号処理と革新的なアルゴリズムによって、ATS651LSH は、広範囲のスピードおよび方向感知ニーズに最適なソリューションとなります。

デバイス パッケージは鉛フリーで、リードフレームは 100% 曇り錫でめっき加工されています。

特定の販売タイプにいくつかの制限が適用される場合があります。詳細については、工場までお問い合わせください。

  • 回転方向検出
  • 完全に最適化済みのデジタル差動ギアトゥース センサー IC
  • 信頼性を高めるシングル チップ感知 IC
  • 小型の機械的サイズ (直径 8 mm × 縦 5.5 mm、フラット間)
  • 2 線式操作用の内部電流レギュレータ
  • 自動ゲイン制御 (AGC) と基準調整回路
  • 工場調整済みの 3 ビットの厳密なパルス幅精度
  • 真のゼロ速度運転
  • 広範な動作電圧範囲
  • 低電圧ロックアウト
  • 電源投入時の状態の定義
  • ESD と逆極性保護

Part Number Specifications and Availability