Allegro MicroSystems が絶縁ゲート ドライバーのポートフォリオにパワースルー コンボ チップを加え、ラインナップを拡充
エンジニアによる設計の柔軟性を高め、EV 用充電器の出力向上を可能にする新製品
ニュー ハンプシャー州マンチェスター – 2024 年 5 月 21 日 – 世界有数のモーション制御システムおよび省エネ システム向けのパワー ソリューションおよびセンシング ソリューション企業である Allegro MicroSystems, Inc. (以下、「Allegro」) (Nasdaq: ALGM) は本日、高圧Power-Thru™ ポートフォリオの第 3 弾となる製品の発売を発表しました。AHV85000 および AHV85040 の 2 つのチップからなる絶縁ゲート ドライバー IC ソリューションは、外部変圧器を使用することで自由な設計が可能になり、電源効率を最大限に高めてくれます。太陽光インバータや xEV 用充電インフラ、エネルギー貯蔵システム (ESS)、データ センターの電源ユニットなどのクリーン エネルギー用途にはうってつけです。
新しいコンボ チップは Allegro の既存のパワースルー技術をベースに拡張したものです。既存のゲート ドライバー技術と同じメリットがありますが、内蔵していた絶縁変圧器を外部変圧器に置き換えたという変更点があります。この仕様変更により最新のパワースルー IC では設計要件に応じて適切な変圧器をエンジニアが選べるようになったため、絶縁や電源、配置など設計面での柔軟性が大幅に高まっています。
「このたびパワースルーのラインナップに最新のソリューションが加わりました。新しいコンボ チップではより自由な発想でシステム アーキテクチャを合理化し、電源効率を最大限に高められます。変圧器を内部から取り除くことで、このような柔軟な設計が可能になりました」。こう語るのは、Allegro で高圧電源事業部の事業部長兼事業所長を務めるヴィジェイ・マンターニです。「このソリューションは当社の継続的なイノベーションと、お客様や設計コミュニティのニーズに応えるという取り組みが形になった一例です」
最新のコンボ チップを搭載した絶縁ゲート ドライバーなら絶縁要件が異なる用途にさらなるメリットを追加できます。業界初のソリューションである本製品はコストとスペースの最適化によって設計面での柔軟性が大幅に向上し、絶縁レベルや目的に適う最適な変圧器の選定、システム内の絶縁部材の配置などに選択の余地が生まれます。
AHV85000 および AHV85040 パワースルー絶縁ゲート ドライバーの詳細やサンプル品の発注をご希望の場合は、次のサイトをご覧ください: www.allegromicro.com/en/AHV85000-40
Allegro MicroSystems について
Allegro MicroSystems, Inc. は、自社工場を持たず設計開発に特化した世界有数のメーカーであり、センサー用集積回路 (以下、「IC」) や自動車および産業別市場で先進技術を具現化する、特定用途のアナログ電源 IC のマーケターでもあります。Allegro では豊富な製品ポートフォリオを取り揃えています。自動車の電動化および ADAS (先進運転支援システム) による安全機能、Industry 4.0 に対応するための自動化、データ センターやクリーン エネルギー用途の省電力技術など、省エネで信頼できるソリューションをご用意しています。詳細については、www.allegromicro.com/en/ をご覧ください。
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